
皆様こんにちは
今回はこの長財布をクリーニングしていきます。
外観紹介






なかなかすごいエイジングですね。
ここまで使ってもらえてこのお財布も幸せだと思います。
因みに表革の黒い部分は基本的に手垢です。
ただよく見ると表革のゆとりの革がひび割れてしまっています。
※ゆとりというのは財布の折り曲がる部分、赤枠部分です。

こうなってしまってはもうどうやっても補修が出来ません。
上からいくら何かを塗っても徐々にひび割れていきます。
なので本来はひび割れる前に定期的にオイルを入れたりして
メンテナンスする事が大事です。
さて今回は以下の感じでクリーニングしていこうと思います。

①ブラッシング

相変わらずブラッシングは欠かさず行います。
②ゴムで汚れ落とし

ゴムで目立った汚れを落としていきます。
③サドルソープで汚れ落とし




サドルソープを使ってがっつり汚れ落としをしていきます。
①革部分を軽く水に濡らします
タオルに少し水を含ませて革を拭く感じです。
※注意!おもいっきり水をしみ込ませてしまうと
中の芯材も水でふやけてしまいクリーニングした結果
ふにゃふにゃの財布が出来上がるなんて事があります。
(実体験です。悲しかったです。)
②サドルソープとブラシを使って泡立てます。
③ゴシゴシ洗っていきます。
④タオルで拭き取ります。
※この時に泡を水で洗い流さないでください。
泡にも栄養素が入っているので水に洗い流してしまうと
必要な栄養素が逃げて行ってしまうので注意です。
この時軽く泡を拭きとると汚れが落ちているのがわかります。
今回は表革の汚れが凄いので2回汚れ落としの工程を行いました。
④色入れ



サドルソープで汚れが落ちましたが
一部色素も落ちてしまったので今回は色入れを行いました。
使っているのはクラフト染料という商品です。
アマゾンでも楽天でも売ってるので良ければ是非。
本当は金茶が一番色が合うのですが
無くなってしまったので今回は赤色を使用しています。
塗り方に関しては特別な塗り方はそんなにありません。
一点をべた塗りせず1方向に塗っていく感じです。
⑤オイル塗布

色を塗って1時間位してからオイル塗布をします。
例にもれずラパナーオイルです。
サドルソープを使った後は必ずオイルを塗ってください。
いくらサドルソープから栄養は与えられると言っても
水を与えているのは事実なのでそのままにしてしまうと
カピカピになってしまい、ひび割れの原因にもなってしまいます。
Before After








いかがでしょうか。
光の加減で見え方は少し違って見えますが
かなり綺麗になったんでしょうか。
色入れが茶色ではなく赤色を使用した為
仕方ないですが表革は赤っぽくなっています。
茶色系を使用すればもっと自然な色味で見えます。
一番きれいになった所は言わずもがな表革ですね。
手垢がごっそり無くなっただけでかなり見た目が変わりましたね。
ゆとりの部分(最後の写真のbeforeafter)も
シワをできるだけ取って綺麗になったと思います。
がやはりいくら手を施してもひび割れは改善しませんでした。
ただこれならまだ使用できそうですね。
ここまで読んで頂いて誠にありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。


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