No.3長財布のリペア

リペア

皆様こんにちは

今回はこの長財布をクリーニングしていきます。

外観紹介

なかなかすごいエイジングですね。

ここまで使ってもらえてこのお財布も幸せだと思います。

因みに表革の黒い部分は基本的に手垢です。

ただよく見ると表革のゆとりの革がひび割れてしまっています。

※ゆとりというのは財布の折り曲がる部分、赤枠部分です。

こうなってしまってはもうどうやっても補修が出来ません。

上からいくら何かを塗っても徐々にひび割れていきます。

なので本来はひび割れる前に定期的にオイルを入れたりして

メンテナンスする事が大事です。

さて今回は以下の感じでクリーニングしていこうと思います。

①ブラッシング

相変わらずブラッシングは欠かさず行います。

②ゴムで汚れ落とし

ゴムで目立った汚れを落としていきます。

③サドルソープで汚れ落とし

サドルソープを使ってがっつり汚れ落としをしていきます。

①革部分を軽く水に濡らします

タオルに少し水を含ませて革を拭く感じです。

※注意!おもいっきり水をしみ込ませてしまうと

中の芯材も水でふやけてしまいクリーニングした結果

ふにゃふにゃの財布が出来上がるなんて事があります。

(実体験です。悲しかったです。)

②サドルソープとブラシを使って泡立てます。

③ゴシゴシ洗っていきます。

④タオルで拭き取ります。

※この時に泡を水で洗い流さないでください。

泡にも栄養素が入っているので水に洗い流してしまうと

必要な栄養素が逃げて行ってしまうので注意です。

この時軽く泡を拭きとると汚れが落ちているのがわかります。

今回は表革の汚れが凄いので2回汚れ落としの工程を行いました。

④色入れ

サドルソープで汚れが落ちましたが

一部色素も落ちてしまったので今回は色入れを行いました。

使っているのはクラフト染料という商品です。

アマゾンでも楽天でも売ってるので良ければ是非。

本当は金茶が一番色が合うのですが

無くなってしまったので今回は赤色を使用しています。

塗り方に関しては特別な塗り方はそんなにありません。

一点をべた塗りせず1方向に塗っていく感じです。

⑤オイル塗布

色を塗って1時間位してからオイル塗布をします。

例にもれずラパナーオイルです。

サドルソープを使った後は必ずオイルを塗ってください。

いくらサドルソープから栄養は与えられると言っても

水を与えているのは事実なのでそのままにしてしまうと

カピカピになってしまい、ひび割れの原因にもなってしまいます。

Before After

いかがでしょうか。

光の加減で見え方は少し違って見えますが

かなり綺麗になったんでしょうか。

色入れが茶色ではなく赤色を使用した為

仕方ないですが表革は赤っぽくなっています。

茶色系を使用すればもっと自然な色味で見えます。

一番きれいになった所は言わずもがな表革ですね。

手垢がごっそり無くなっただけでかなり見た目が変わりましたね。

ゆとりの部分(最後の写真のbeforeafter)も

シワをできるだけ取って綺麗になったと思います。

がやはりいくら手を施してもひび割れは改善しませんでした。

ただこれならまだ使用できそうですね。

ここまで読んで頂いて誠にありがとうございます。

引き続きよろしくお願いいたします。

コメント